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[IPキャンペーン #2] ソウル半導体創業者 C.H Lee氏の物語

2025.05.15

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📸 写真:ソウル半導体 創業者 兼 CEO C.H Lee氏

ソウル半導体は、韓国のLED産業の歴史を書き換えました。
1992年、ソウルの小さな商業ビルから始まったこの会社は、
今ではLED市場において技術力と特許競争力を認められた世界的な企業へと成長しました。

この成功の背景には、C.H Lee氏による、
「技術中心の哲学」を揺るぎなく貫いてきた信念があります。


「技術がなければ、未来もない。」
「世界一の企業になるためには、他と差別化された新技術という武器が必要だ。」


1990年代初頭、韓国のLED産業はほとんどが海外技術に依存しており、
照明用部品の単純な組み立てや加工にとどまっていました。
自社のLED技術や基幹特許を保有している企業は、ほとんど存在しませんでした。

そのような産業構造の中で、


ソウル半導体は単なる製造や組立てを超え、
「自社技術で勝負する」という明確な戦略を立てました。


C.H Lee氏はこう確信していました。
「海外技術に依存していては、真に独立した企業にはなれない。
最終的に生き残るためには、技術と特許を持つことが唯一の戦略だ。」


その信念のもと、創業当初から売上の10%以上を研究開発に投資し、
技術の内製化に全力を尽くしてきました。


その結果、現在ソウル半導体は、
世界で18,000件以上の特許を保有する「特許中心の技術企業」として確固たる地位を築いています。


C.H Lee氏の経営スタイルは、
中小企業でも技術力によって世界市場で戦えることを示す、
持続可能かつ戦略的な技術ベンチャーの成功モデルとなっています。




ポイントまとめ:
ソウル半導体は創業初期から技術と特許に未来を託しました。
独自の技術でグローバル市場に挑戦し、
今では18,000件以上の特許を保有するグローバル企業へと成長しました。
特許はこの会社の「生存の選択肢」であり、「成長の武器」でもありました。



😊 次回は、巨大企業に立ち向かったダビデ――
ソウル半導体の特許戦争の物語をお届けします。



ソウル半導体は「公平な機会がより良い社会をつくる」という信念のもと、
過去数十年間にわたり知的財産の保護に取り組んできました。




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